日本イエス・キリスト教団 羽ノ浦キリスト教会
所在地 |
徳島県阿南市羽ノ浦町 |
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構造規模 |
木造1階建て |
延床面積 |
380 m2 |
竣工年 |
2012年 |
老朽化した旧会堂の建替えとして、プロポーザルにより選抜された。
木の構造体が空間構成の一要素として一体となった礼拝堂は、正面に柱と梁のスリットで設けた特徴的な十字架を持ち、礼拝時には光が差し込む。
夜間には十字架から街へと光が漏れ、本会堂をアピールしその存在感を示している。
非常に厳しいコストで建てられたが、構造体の木が自然素材として全体に温かい印象を与える、明るくのびやかな会堂となっている。
平面プランは従来の長方形型だが、教室型というよりむしろ講壇を中心とした求心的な配置がなされている。
信徒の皆さんに活気がある教会であり、母子室も設けられてはいるが、小さなお子さんも変わりなく礼拝堂内にいることが自然な雰囲気となっている。
また本会堂の特徴として、母子室とは別に、ベッドに横たわった状態でも礼拝を受けられる部屋が設けられている。ガラス窓を開ければ礼拝堂と一体化し、場合によっては窓を閉じて個室化できるようにもしている。
会衆席数: 約120席