
たてもの紹介 − 建築作品【リフォーム・保存再生・耐震改修】
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日本基督教団 銀座教会
第一期大規模修繕工事
所在地 |
東京都中央区銀座 |
|---|---|
構造規模 |
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) 地下2階、地上8階・塔屋・鐘楼 |
延床面積 |
約4508m2 |
竣工年 |
2025年 |
東京における最初のメソジスト教会。
この歴史ある教会は長きに渡り地域の人々を見守り、銀座の街と共に歩んできました。
礼拝や宗教活動だけでなく地域利用を目的とした多目的に利用できる教会として、銀座の街に根付いています。
この度、教会の外壁と鐘楼の改修には未来への決意が込められています。
改修では、これまで鐘楼で使用されていたコルテン鋼という素材がその役目を終え、新たにアルミパネルが採用されました。
アルミパネルへの更新には、「次世代に向けて地域を見守り続ける」という願いが込められています。
鐘楼の中には「銀座の鐘」と呼ばれる3つの鐘があり、長年人々に福音を届けてきた伝統を守りつつ、チェーン駆動からリニアモーター式へと進化をしました。
より確かな音色で未来にその響きを伝え続けます。
外壁には、竣工当初から「打込みタイル」という今では珍しい技術を採用しています。
タイルとコンクリートを一体化した構造は剥離の心配が少ないだけでなく、建物としての耐久性と美観を兼ね備えています。
その姿は、時間を超えた美しさと力強さを私たちに感じさせてくれています。
元設計:真建築設計事務所
日本基督教団 銀座教会HP
https://www.ginza-church.com/
撮影:株式会社エスエス
